最優先で取り組もう!大分県の公立高校入試数学(過去問)の計算問題まとめ
これは、大分県の公立高校入試の得点源である計算問題をまとめたページです☆
数学の対策で一番重要なポイントを優先的に対策したい方は、ご利用ください。
大分県の公立高校入試数学~過去問2017年(平成29年)の計算問題 |
① \(-2+5\) |
② \(3+3^4÷(-9)\) |
③ \(4(2a-3)-2(3a-5)\) |
④ \(\frac{x-y}{6}-\frac{x+y}{8}\) |
⑤ \(3\sqrt{8}-\sqrt{50}+\sqrt{18}\) |
どうでしょうか?
続いて大分県の解答と解説です☆
大分県の公立高校入試数学~過去問2017年(平成29年)の計算問題 |
① \(-2+5\)
符号が違うときの足し算は、数字の大きい方の符号が勝ちます。 この場合、-2よりも+5のほうが数字が大きいですよね。 なので答えの符号は+になります。 数字は2と5の差(引いた数)になります。 5と2の差は3ですね。 なので、+3が答えになるというわけです。 |
② \(3+3^4÷(-9)\)
足し算や引き算よりも、掛け算や割り算を先にします。 3の4乗というのは 3×3×3×3ですから、これは掛け算です。 そして、÷(-9)の部分は、掛け算にします。 ×(-9の逆数)にすると、掛け算になおすことができます。 (-9)の逆数(分母と分子を入れ替えた数)は\(-\frac{1}{9}\)です。 つまり、×\((-\frac{1}{9})\)になりますよね。 なので \(3^4÷(-9)\)の部分は \(3×3×3×3×(-\frac{1}{9})\)になります。 これをもっと簡単にすると \(-\frac{3×3×3×3}{9}\) になります。 約分して -9ですね。 なので、最初の計算式である \(3+3^4÷(-9)\)は結局 \(3+(-9)\) となって、まとめて -6になります。 |
③ \(4(2a-3)-2(3a-5)\)
(カッコ)をそれぞれ展開して 8a-12-6a+10 になります。同類項をまとめて 2a-2が解答です。 |
④ \(\frac{x-y}{6}-\frac{x+y}{8}\)
分数の足し算引き算は、分母をそろえないと計算できません。 なのでこの場合は、分母を24揃えることを考えます。 \(\frac{x-y}{6}\)には分母と分子にそれぞれ4を掛けます。 \(\frac{x+y}{8}\)には分母と分子にそれぞれ3を掛けます。 すると \(\frac{4(x-y)}{24}-\frac{3(x+y)}{24}\) になります。 分母が揃いましたので 分子だけの計算に持ち込めます。 つまりこういうことです。 \(\frac{4(x-y)-3(x+y)}{24}\) あとは分子を分配法則で展開します。 \(\frac{4x-4y-3x-3y}{24}\) 最後に、分子の部分だけを同類項をまとめて完了です☆ \(\frac{x-7y}{24}\) |
⑤ \(3\sqrt{8}-\sqrt{50}+\sqrt{18}\)
これは次のような変形を使って、ルートの中を2に統一することができます。 \(\sqrt{8}=2\sqrt{2}\) \(\sqrt{50}=5\sqrt{2}\) \(\sqrt{18}=3\sqrt{2}\) この変形が理解できない方は次の説明をご覧ください☆ \(\sqrt{8}=\sqrt{2}×\sqrt{2}×\sqrt{2}\) \(\sqrt{2}×\sqrt{2}=2\)なので \(\sqrt{2}×\sqrt{2}×\sqrt{2}=2\sqrt{2}\) つまり\(\sqrt{8}=2\sqrt{2}\)ですね☆ ~~~~~~ \(\sqrt{50}=\sqrt{5}×\sqrt{5}×\sqrt{2}\) \(\sqrt{5}×\sqrt{5}=5\)なので \(\sqrt{5}×\sqrt{5}×\sqrt{2}=5\sqrt{2}\) つまり\(\sqrt{50}=5\sqrt{2}\)ですね☆ ~~~~~~ \(\sqrt{18}=\sqrt{3}×\sqrt{3}×\sqrt{2}\) \(\sqrt{3}×\sqrt{3}=3\)なので \(\sqrt{3}×\sqrt{3}×\sqrt{2}=3\sqrt{2}\) つまり\(\sqrt{18}=3\sqrt{2}\)ですね☆ ~~~~~~ どうでしょうか?理解できたでしょうか? これを使って最初の式をこのように変形します。 \(3\sqrt{8}-\sqrt{50}+\sqrt{18}\) =\(3×2\sqrt{2}-5\sqrt{2}+3\sqrt{2}\) =\(6\sqrt{2}-5\sqrt{2}+3\sqrt{2}\) これですべてルート2に揃えることができました。 あとは、これをまとめます。 6-5+3=4なので =\(6\sqrt{2}-5\sqrt{2}+3\sqrt{2}\) =\(4\sqrt{2}\) ですね☆ |
計算問題は手を動かして慣れることが重要です☆
基礎を覚えたての多くの中学生が、わかっていても間違うことが多いので、実際に解くことでミスをしない訓練をしてください。
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